「タマホームの坪単価が安いって本当？」
「他のハウスメーカーと比べて損はしないかな…？」
タマホームでの家づくりを検討している方の中には、このような不安や疑問をお持ちではないでしょうか。
タマホームはテレビCMでもおなじみのローコストハウスメーカーで、坪単価は約40〜50万円台とされています。
他の大手メーカーの平均坪単価（70万円以上が一般的）と比べると格安で、多くの人が手の届きやすい価格帯です。
ただし価格だけで判断するのは早計です！
費用の内訳や他社との比較、評判まで知れば、適正かどうか見極められます。
本記事では、注文住宅のタスク管理アプリ「家づくり手帳」を運営している私が、タマホームの坪単価の推移や特徴・商品ラインナップ、メリット・デメリットなどを余すことなく解説します。
坪単価に関する注意点やコストダウンの方法、会社情報や対応エリアまで網羅し、家づくりで失敗・後悔しないためのポイントを丁寧に紹介しますので、ぜひ最後までお読みください！
タマホームの坪単価を知る前に
タマホームは、一言で言えば 「低価格で自由設計ができるのが魅力的なメーカー」です。ただ一方気になるのは、「オプション費用が割高になりやすい点」ですよね。
タマホームの坪単価は正直“業界最安クラス”です！
だからこそ、「もっと高性能なこっちにしておけば…」と後悔しないためにはどうすれば良いでしょうか？
私が家づくりアプリを運営する中でたどり着いたひとつの答えは、「必ずカタログと見積もりを比較する」ことです。
1社しか見ない人は適正価格がわからず、そのハウスメーカーが安いのか高いのか比較できません。
設備やデザインと、それに対応する相場感覚をしっかり理解していないと、知らず知らずのうちに足元を見られ、高額の見積もりにされてしまうこともあるんです。
なので、家づくりを検討している場合は必ず、気になるハウスメーカーのカタログと見積もりの比較が欠かせないんです。
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タマホームの坪単価
タマホームの坪単価は約40〜50万円前後が目安です（建物本体価格の1坪あたり単価）。
この価格帯はローコストメーカーに分類されますが、2025年現在でも大手メーカー中ではトップクラスに安価な水準です。
平均坪単価：約50万円/坪（延床面積に対する本体工事費ベース）
価格帯の目安：坪あたり40万円台〜50万円台（選ぶ商品シリーズや仕様による）
他の主要ハウスメーカーでは坪単価が概ね70〜100万円を超えるケースも多いため、タマホームの50万円前後という単価は際立ってリーズナブルと言えます。
例えば、積水ハウスやダイワハウスなど大手では坪単価100万円超えも珍しくありません。
それに対しタマホームは「20〜30代でも手が届く価格帯」を掲げており、実際に若年層の初めての家づくりで選ばれることが多いです。
タマホームの坪単価が安い理由には、中間業者を挟まずコスト削減していることや、自社で木材の調達から施工まで効率化していることがあります。
大量仕入れによるスケールメリット（タマストラクチャーと呼ばれる自社供給網）や、宣伝費を抑える企業努力もローコストを実現する秘訣です。
ただし安さを支えるため、後述するように標準プランの範囲内で設計や仕様をある程度統一している側面もあります。
タマホームの坪単価の推移
ここで、タマホームを含む全国の平均坪単価の推移（2012〜2024年）を見てみましょう。
実は、坪単価はここ数年で大きく値上げしています。
グラフを見ると、坪単価が2010年代から現在にかけて右肩上がりに推移していることがわかります。
特に2017年以降は人件費や資材価格の高騰により、住宅建築費が急激に値上がりしました。
2020年前後は一時的に横ばいでしたが、2021年以降再び上昇が顕著で、2024年時点では全国平均で約90万円/坪に迫る水準となっています。
つまり現在、タマホームに限らず家づくり全体のコストが上昇傾向にあるため、「思ったより高い」と感じるケースが増えているのです。
こうした背景を踏まえると、「いつか建てよう」と考えている間にコストがさらに上がってしまう可能性も高いと言えます。
現にここ数年で坪単価は1.5倍に上昇しており、このトレンドは今後もしばらく続くと予想されています。
そのため、「建てたい」と思った今こそが、最もコストを抑えて家を建てられるタイミングかもしれません。
将来の価格上昇を見越すなら、早めに行動することこそが後悔しないためのコツと言えるでしょう。
参考までに、坪単価の推移概算を表にしたものを掲載しておきます。
| 年 | 平均坪単価 |
|---|---|
| 2012 | 570,640円 |
| 2013 | 578,338円 |
| 2014 | 596,226円 |
| 2015 | 609,849円 |
| 2016 | 614,815円 |
| 2017 | 624,113円 |
| 2018 | 631,605円 |
| 2019 | 640,047円 |
| 2020 | 647,963円 |
| 2021 | 654,207円 |
| 2022 | 677,751円 |
| 2023 | 776,441円 |
| 2024 | 836,683円 |
※国土交通省「建築着工統計」をもとに試算した概算値
タマホームと他社10社との坪単価比較表
タマホームの坪単価がどれほど安いかを実感するために、主要ハウスメーカーの坪単価目安と比べてみます。
大手から中堅まで代表的なメーカーの坪単価を一覧にまとめました。
| ハウスメーカー名 | 坪単価（目安） |
|---|---|
| 積水ハウス | 120〜150万円 |
| 大和ハウス工業（ダイワハウス） | 120〜148万円 |
| 旭化成ホームズ（ヘーベルハウス） | 122〜130万円 |
| 住友林業 | 115〜130万円 |
| ミサワホーム | 110〜120万円 |
| セキスイハイム（積水化学工業） | 85〜110万円 |
| パナソニックホームズ | 100〜145万円 |
| 三井ホーム | 100〜120万円 |
| 一条工務店 | 80〜100万円 |
| タマホーム | 40〜50万円 |
※上記は各社の主力商品を中心とした概算の坪単価目安です。
※この表は常に更新しているため他記事とは数値が異なることがあります。
ご覧のように、タマホームの坪単価（40〜50万円台）は他社と比べても飛び抜けて安価です。
大手ハウスメーカーの多くは坪単価100万円超えも珍しくない中で、タマホームだけが半分以下の価格帯に位置しています。
特に旭化成ヘーベルハウスや三井ホームなど高価格帯メーカーは坪単価120万円前後ですので、タマホームとの差は1坪あたり約2〜3倍にもなります。
中堅メーカーやローコスト寄りの会社でも、例えば一条工務店は高性能住宅ゆえ坪80〜100万円程度、クレバリーホームやアイフルホームといったローコスト系でも平均坪単価は50〜70万円程度です。
そう考えると、タマホームの50万円前後という水準は業界でも最安クラスと言えるでしょう。
まさに「ローコストといえばタマホーム」と称される所以です。
もちろん価格だけでなく家の性能やサービス内容も比較考量が必要です。
価格が高いメーカーはその分、構造の先進技術やデザイン性、アフターサービスが充実していることが多く、単純に安ければ良いというものではありません。
ただ、「限られた予算内で自分たちに合った家を建てたい」という方にとって、タマホームは有力な選択肢になるでしょう。
他社の見積もりと比較して初めてタマホームのコスパの高さが実感できるはずです。
とはいえ、価格だけで優劣は決まりません。
各社とも商品ラインによって設備・性能が異なり価格に幅がありますし、重要なのは同じ条件で比較することです。
同じ延床面積・同じような間取りプランで見積もりを取ってみて、初めて各社のコストパフォーマンスの違いが見えてきます。
そのため、繰り返しになりますが必ず複数社のプラン提案・見積もりを取り寄せて比較検討するようにしましょう。👇
タマホームの特徴
タマホームは「低価格でも性能を妥協しない家づくり」を掲げ、全国で年間一万棟規模を供給している大手ハウスメーカーです。
コストパフォーマンスの高さから若年層を中心に人気を集めていますが、価格以外にも注目すべき強みがいくつもあります。
高耐震性
タマホームの木造住宅はベタ基礎と耐力面材を組み合わせた剛床構造を採用し、全棟で耐震等級３相当の強度を標準としています。
実大振動実験では震度７クラスの揺れにも倒壊しないことが確認されており、大地震後も住み続けられる安心感が魅力ですね。
地震の多い日本で長く暮らすうえで、価格帯を超えた耐震性能を備えている点は心強いポイントといえるでしょう。
高断熱・省エネ性能
外壁には厚さ一〇五ミリのグラスウール、屋根には一五五ミリ相当の断熱材を標準で充填しています。
さらに全窓にLow-E樹脂サッシを採用し、第一種熱交換換気システムも標準搭載です。
これによりZEH基準をしっかり満たす断熱等級が確保でき、上位商品ではHEAT20のG3レベルにも対応可能。
冬はぽかぽか、夏はさらっと快適で、光熱費の節約にもつながりますよ。
国産材と独自流通網
タマホームは自社プレカット工場と資材流通ネットワーク「タマストラクチャー」を整備し、柱や梁の約七割に国産材を使用しています。
中間マージンを抑えつつ品質を均一化できるため、コストダウンと安定供給の両方を実現しているんです。
森林資源の持続可能性にも配慮し、伐採地証明書を発行しているので、環境面が気になる方にも安心ですね。
充実した標準仕様
キッチンには自動洗浄レンジフード、浴室は一坪以上の広さに保温浴槽、トイレは一階にタンクレスタイプを標準装備しています。
さらに天井高を二・五メートル確保するなど、ローコスト帯としてはめずらしく充実した装備が満載です。
追加費用なしでこれだけの設備がそろうので、「思った以上に豪華」と感じるオーナーさんも多いですよ。
最長六十年の長期保証
初期保証は十年間ですが、定期点検と必要な有償メンテナンスを行えば構造躯体と雨水浸入に対する保証を最長六十年まで延長できます。
全国に展開するアフター窓口があるので、万が一の不具合もスピーディーに対応してもらえます。
ローコストながら長く暮らす安心感まで手に入るのは、タマホームならではの魅力ですね。
タマホームは「耐震・断熱・コスト・設備・保証」という住宅選びで重視される五つの要素を、バランス良く高いレベルで満たしています。
特に標準仕様の充実度と国産材の活用によるコスト削減は、限られた予算で家づくりを考える方にとって大きなメリットです。
価格だけでなく性能やアフターサービスまで総合的に評価できるハウスメーカーとして、ローコスト住宅を検討するときには外せない存在と言えるでしょう。
タマホームの人気商品
タマホームには「価格は抑えつつも暮らし心地には妥協しない」というコンセプトに沿った多彩な商品ラインナップがあります。
ここではその中でも問い合わせ件数が特に多く、カタログ請求や契約実績で上位に位置する５シリーズを取り上げて、ご検討中の方がイメージしやすいように特徴をまとめました。
自分たちのライフスタイルやこだわりポイントに合わせて、ぴったりの一棟を見つけてください！
大安心の家
タマホームの代名詞と呼ばれるベストセラー。
長期優良住宅仕様を標準で満たし、耐震等級３相当の構造とZEH基準クリアの断熱性能を両立しています。
自由設計で外観・間取りの融通が利くため、「ローコストでも性能もデザインも諦めたくない」というファミリー層に大人気。
坪単価50万円前後で、初めての家づくりでも手が届きやすい価格帯です。
大安心の家 プレミアム
上記商品の上位版。
外壁タイルや軒の深いデザインなど外観意匠をグレードアップしながら、室内もハイグレード設備を標準搭載しています。
玄関ドアやサッシに高断熱仕様が採用され、内装にも無垢床やハイグレード建具が選べるため、ワンランク上の質感を求める人に適しています。
坪単価は55〜60万円程度とやや高めですが、見た目と快適性を兼ね備えた人気シリーズです。
木望の家
都市部の狭小地や二世帯住宅、店舗併用住宅に対応する３階建てプラン。
限られた土地を最大限活かして延床面積を確保できるため、都心部の土地購入コストを抑えつつ広さを確保したい人に選ばれています。
制震ダンパーを標準装備するなど高い耐震性能も魅力。
坪単価は50万円前後で、３階建てとしてはかなりリーズナブルな水準です。
GALLERIART（ギャラリアート）
インナーガレージや趣味スペースと一体化した平屋シリーズ。
「クルマやバイクをいつでも眺めていたい」「防音スタジオを併設したい」といった趣味重視の施主に人気です。
大きな勾配天井と梁見せのダイナミックな空間構成が特徴で、屋外とのつながりを感じられる開放的な設計が好評。
坪単価は55万円前後ですが、平屋ならではの生活動線のラクさが支持されています。
和美彩（わびさい）
国産檜や杉をふんだんに使い、和モダンの意匠を追求したハイグレードシリーズ。
床・階段・天井に無垢材を使用し、塗り壁や深い軒が生み出す陰影で「現代の数寄屋」を思わせる佇まいを実現します。
素材と職人技にこだわりつつ価格は60万円前後に抑えられており、本格和風住宅を手の届く範囲で建てられる点が人気の理由です。
これら５つは「コストパフォーマンスの大安心」「高級感のプレミアム」「狭小三階の木望」「趣味特化のギャラリアート」「和モダンの和美彩」と、コンセプトが明確に分かれています。
重視する暮らし方やデザインテイストに合わせてシリーズを選べば、タマホームの自由設計と標準仕様の充実度を最大限活かした住まいが実現します。
迷ったらまずモデルハウスや完成見学会で各シリーズを体感し、性能・価格・デザインのバランスを比較してみると納得感の高い選択ができます。
それぞれにコンセプトや強みが異なりますので、自身の予算や重視ポイントに合った商品を選ぶことで、満足度の高いマイホームにつながるでしょう。
なお、タマホームの商品ラインナップについて詳しく知りたい場合は、カタログ請求で最新情報を確認できます👇
タマホームの追加費用例
家づくりの見積書を見ると、坪単価×坪数で算出される「本体工事費」以外にも多くの費用項目が並びます。
タマホームだから特別多いというわけではありませんが、見積もり段階で抜けがないよう注意したい主な追加費用を押さえておきましょう。
地盤改良費・基礎工事費
建物を支える地盤や基礎に関わる費用です。
土地の地耐力が不足している場合には地盤改良工事が必要となり、数十万円〜百万円単位の出費になることもあります。
また基礎工事費用は建物の規模や構造によって変わりますが、一般的な30坪前後の住宅で数百万円程度が見込まれます。
地盤調査の結果次第では思わぬ出費となるため、地盤改良の可能性も考慮して予算に余裕を見ておきましょう。
屋外給排水工事・電気ガス引き込み費
敷地内への上下水道の引き込み工事や、電力・ガスの配管工事などインフラ整備費です。
建物本体工事費には含まれないため、別途見積もりとなります。
敷地状況によって費用は変わりますが、目安として数十万円程度は見込んでおきます。
諸経費（工事管理費・事務経費）
工事現場の管理費や事務手数料など名目の諸経費が見積もりに載ります。
建物価格の数％程度（例：本体価格5,000万円の場合で150〜250万円前後）を目安に計上されることが多いです。
外構工事費
門扉・フェンス、駐車場やアプローチ、庭造りなど敷地まわりの工事費です。
建物と同時に依頼する場合、かなり費用がかさみがちな項目で、凝った外構にすると数百万円単位になることも珍しくありません。
タマホームでは外構まで含めたトータル提案も可能ですが、費用を抑えるために最低限の外構だけ先行して施工し、残りは入居後にDIYや別途工事するという選択をする施主もいます。
シンプルに抑えても最低100万前後は見ておきたいところです。
住宅ローン関連費用
ローン手数料・保証料、火災保険料、登記費用などです。
これらは建築費とは別枠ですが、家づくり全体の費用としては無視できません。
トータルで100万〜200万円程度になるケースが多いでしょう。
家具・カーテン・照明・エアコン代
新居に合わせて新調する家具家電類の費用です。
ハウスメーカーのオプション扱いにするか、自分で購入するかによりますが、全室分を揃えるとまとまった金額になります。
特にカーテンや照明は後回しにしがちですが、意外と費用がかかる点に注意です。
設計費・申請費用
建物の詳細図面を作成する実施設計費や、建築確認申請や長期優良住宅申請などに伴う各種申請費用です。
これらも本体価格に含まれず別途計上されます。
タマホームの場合、基本的な設計費や申請代行費用は本体価格に含まれていることが多いですが、工事管理費・事務手数料などの名目で別途請求される経費もあります。
オプション工事費
太陽光発電システムや蓄電池、床暖房、キッチンのグレードアップ、天井高アップ、造作家具の追加など、希望に応じたオプションを追加すればその都度費用が発生します。
「せっかくだから…」と欲張りすぎると予算オーバーの原因になるので、オプション採用は優先順位を決めて慎重に検討しましょう。
以上のように、本体工事費以外にも様々な費用項目があります。
タマホームと他社を比較する際は、坪単価だけでなくこれら「坪単価に含まれない費用」をすべて含めた見積総額で判断することが大切です。
例えば他社より坪単価が安くても、付帯工事やオプションで費用がかさんで結果的に総額が逆転するケースもあります。
予算計画時には、本体価格＋20％前後の諸費用を見込んでおくと安心です。
タマホームをはじめハウスメーカー各社では見積もり時に丁寧に説明してくれますが、「最初聞いていた坪単価×坪数より予算オーバーになった…」というのはよくある話です。
特に外構費用やオプション費用は見落としがちなので、初期段階からしっかり含めて資金計画を立てることが重要です。
広告などでよく見る「坪単価○○万円〜」は、一般に建物本体の価格のみを指します。
上記のような付帯工事費や諸費用は含まれていないため、実際の総費用は坪単価表示より大幅に上振れします。
「○○万円/坪で家が建つ！」という宣伝は鵜呑みにせず、総額で考えるようにしましょう。
タマホームの坪単価を安く抑える方法
ここではタマホームで建築する際に坪単価を安く抑えるための方法を3つ紹介します。
方法1：間取り・プランをシンプルにする
家の形状や間取りの工夫はコストに大きく影響します。
凹凸の少ない四角いプランにする、屋根形状をシンプルにする、不要な廊下や吹き抜けを省くなど、できるだけムダのない設計にすることで坪単価あたりの建築コストを下げることが可能です。
また、延床面積あたりの単価で見ると総2階建てなどコンパクトな形状の方が有利です。
例えば同じ延床30坪でも、総二階の家と平屋の家では、平屋の方が基礎・屋根の面積が大きく割高になります。
予算内でより広い延床を確保したい場合は、総二階プランやシンプルな形状を心がけると良いでしょう。
方法2：設備・仕様やオプションは必要最低限に
あれもこれもと盛り込むと費用は青天井に上がってしまいます。
グレードの高い設備やオプション仕様は厳選することが大切です。
例えば最新のスマート設備やデザイン性の高い建材などは魅力的ですが、その分単価も上がります。
太陽光発電や蓄電池も将来的なメリットはあるものの初期投資は大きいです。
予算が厳しい場合は、必須でないオプションは思い切って削ることも検討しましょう。
要は自分たちの優先順位を明確にして、メリハリをつけた仕様選びをすることがポイントです。
方法3：キャンペーンや割引制度を活用する
タマホームでは定期的にキャンペーンを実施しています。
例えば期間限定の契約特典や、紹介制度による割引、決算期のサービスなどです。
「ハッピーホーム・フェア」など名前が付いた全国キャンペーンでは、エアコンや太陽光パネルをプレゼントする企画が行われることもあります。
こうしたチャンスを逃さず活用すれば、その分コストを削減できます。
モデルハウス来場特典や期間限定の値引きキャンペーン情報は公式サイトや営業担当者から積極的に入手しましょう。
少しでも予算オーバーしそうなときは「○○を付けたいが予算的に厳しい」と相談すると、キャンペーン適用やサービス対応の提案が出てくることがあります。
タイミングと情報収集がカギです。
方法4：複数社のプラン・見積もりを比較する
必ず複数の住宅会社からプランや見積もりを取り寄せて比較することも、一番と言っていいほど重要な節約ポイントです。
私は注文住宅サポートアプリ「家づくり手帳」を運営し、これまでに何人もの注文住宅経験者のリアルな声を聞いてきましたが、ハウスメーカー選びで後悔しない人は、みんな相見積もりを取っています。
これは、1社しか見積もりを取らないとその金額が本当に妥当なのか判断できず、相場感を知らないまま契約してしまうからです。
なので私は、必ず3社以上から相見積もりを取ることをおすすめしています。
でも、何社も相見積もりを取るのは正直面倒ですよね。
同じことを考えた家づくりの先輩たち約40万人が使っているのが、無料一括見積もりサイト「タウンライフ家づくり」です。
希望のエリアや間取りをたった3分入力するだけで、複数のハウスメーカーや工務店から一度に見積もりとカタログが届きます。
しかも、送ってくれるのはタマホームや大和ハウスなど大手を含む全国600社以上のハウスメーカー。
下のブランドロゴを見ればわかるように、有名企業は大体揃っています。
さらに、カタログや見積りだけではありません。あなただけのオリジナル間取り提案も無料で受け取ることができます。
あまり知られていませんが、累計利用者数はすでに40万人を超えており、注文住宅経験者の間では定番のサービスとして知られています。
家づくりのどの段階においても一度は必ず使っておくべきサイトといえるでしょう。
タマホームのメリット・デメリット
ここからは、タマホームで家を建てるメリット・デメリットを客観的に整理してみましょう。
良い点だけでなく注意点もしっかり把握した上で、自分たちに合ったハウスメーカーか判断することが大切です。
メリット① 圧倒的なコストパフォーマンス
何と言っても低価格で家が建てられるのが最大の魅力です。
他の大手メーカーでは予算的に難しいと感じていた人でも、タマホームなら予算内で理想のマイホームを実現しやすいでしょう。
同じ間取り・プランでも「一番安く見積もりが出てきたのがタマホームだった」という声も多く、特に若い世代や初めての注文住宅購入者にとって強い味方です。
価格に対する満足度も高く、実際の顧客アンケートでも「希望の間取りを他社より安く叶えてもらえた」という評価が見られます。
ローコストながら基本的な住宅性能は確保されており、コスパ重視の方には大きなメリットです。
メリット② 標準仕様が充実し品質も安心
タマホームは低価格でありながら標準仕様・設備のグレードが比較的高いのもメリットです。
前述したように、キッチン・バス・トイレなど主要設備は中堅クラスのメーカー並みのものが最初から付き、断熱性能や耐震性能も現代の基準をしっかり満たしています。
例えば「大安心の家」シリーズは長期優良住宅仕様が標準で、断熱等級や耐震等級も高レベル。
さらに国産の杉・檜など良質な木材を構造材に使い、自社で安定調達する仕組み（自社プレカット工場や流通網）を持っているため、安かろう悪かろうではない一定の品質担保があります。
ローコスト他社と比べ「設備が貧弱でがっかり」という心配が少ない点は嬉しいポイントです。
メリット③ 自由設計で希望のプランが可能
タマホームは完全自由設計（フルオーダー）を基本としています。
ローコストメーカーの中には間取りパターンが半規格化されている所もありますが、タマホームでは一邸一邸オーダーメイドでプランニングしてもらえます。
ヒアリングを重ねて家族のライフスタイルに合った間取りを提案してくれるため、「ローコストだけど○○は諦めた…」という妥協を減らせるでしょう。
実際に他社と比較して「細かな要望までプランに反映してくれた」と満足した施主の声もあります。
設計の自由度が高い分、理想の住まい像を形にしやすいのはメリットです。
メリット④ 長期保証でアフターサポートも万全
大手ならではの手厚い保証とアフターサービスもメリットに挙げられます。
タマホームでは構造躯体や雨漏りに対する初期保証は10年ですが、有償メンテナンスなど適切なケアを行うことで最長60年まで保証延長が可能です。
定期点検も長期にわたって実施され、不具合時の対応窓口も整っています。
ローコスト系でもアフターサービスはしっかりしており、「ずっと安心して暮らせるサポート」が受けられるのは心強い点です。
また全国規模で展開しているため、引き渡し後のフォローも各地の支店・営業所から受けられます。
長く住むマイホームだからこそ、大手ならではの安心感は大きなメリットと言えるでしょう。
デメリット① オプション追加で割高になることも
タマホームは本体価格が安い反面、オプション費用が高めな傾向があります。
標準仕様内で収まれば良いのですが、色々とグレードアップをすると一気に総額が跳ね上がる可能性があります。
他社と比べて本体は安かったのに、希望のオプションを付けたら結局あまり安くならなかった…というケースも起こり得ます。
「安さ」を期待しすぎてオプションを盛り込みすぎると割高になる点は注意が必要です。
特に高性能設備（太陽光や蓄電池など）やデザイン重視の仕上げ（タイル外壁など）は費用増に直結します。
低予算で抑えるにはオプションの取捨選択が不可欠で、このコントロールが難しいと感じる人にはデメリットと言えます。
デメリット② 間取りや構造の自由度に制約がある
自由設計が可能とはいえ、タマホームは低コストで建てるためのある程度の規格・制約が存在します。
例えば構造は基本的に木造の在来工法や2×4工法で、奇抜なデザインや大空間を作るには限界があります。
また大手高価格帯メーカーのように完全フルオーダーで細部まで特殊設計…というより、標準プランをベースにアレンジするイメージに近いです。
施主の要望によっては「それは対応できない」と断られるケースも稀にあります。
間取りの自由度は他の大手ほど高くない（ある程度シンプルな箱型プランが中心）ため、建築家と一緒に唯一無二のデザイン住宅を…と考えている方には物足りないかもしれません。
また最先端の省エネ仕様（ZEH対応率など）も他社より低めと言われ、環境性能を突き詰めたい方にはやや不向きな側面があります。
デメリット③ 営業・現場対応にばらつきがある
口コミなどで散見されるのが、営業担当者や現場職人の対応品質に差があるという指摘です。
タマホームは支店数も多く短期間で成長した企業のため、担当者によっては経験不足だったり対応が事務的だったりする場合があります。
「営業の説明が十分でなく不安になった」「現場との連絡ミスがあった」等の声も一部にはあります。
大手他社と比べ営業マンの人数も限られているため、打ち合わせの回数や細かな提案力に物足りなさを感じるケースもあるようです。
全ての支店がそうではありませんが、運悪く対応がイマイチなスタッフに当たってしまうと不満に感じるかもしれません。
契約前に担当者の人柄や知識量をしっかり見極めることも大切でしょう。
デメリット④ 初期保証が短めで延長に条件あり
タマホームの住宅保証は最長60年と謳われていますが、初期保証期間は10年に留まります。
これは法律で定められた最低限の期間であり、多くのハウスメーカーも10年ですが、中には初期20年保証を打ち出す会社もあります。
タマホームで60年長期保証を受けるには、10年ごとに点検・有償メンテナンス工事を実施することが条件となります。
他社と比べ初期段階の保証期間が特別長いわけではなく、「保証延長のためのメンテ費用」が将来発生する点は留意しましょう。
他社では無料点検のみで延長できる場合もあるので、それと比べると維持費用の負担がデメリットとも言えます。
ただし適切にメンテナンスをすれば長期的にサポートしてもらえる体制はあるので、大きな不安を感じる必要はありません。
タマホームで失敗しないためのポイント
タマホームで後悔しないためのポイントをまとめます。
注文住宅という大きな買い物だからこそ、以下の点に気をつけましょう。
ポイント①：必ず複数社のプラン・見積もりを比較する
前述の通り、比較検討は家づくり成功のカギです。「気になるハウスメーカーのカタログはとりあえず全て取り寄せて比較すること」が最も重要です。
タマホームが第一志望でも、他社の提案・価格も確認した上で契約判断するようにしましょう。
もし他社の方が安く同等の家を建てられると分かれば交渉もできますし、逆にタマホームにしかない強みが再確認できるかもしれません。
比較せずに即決すると「もっと安くできたのに…」と後悔するリスクが高まります。
ポイント②：予算と優先順位を明確にしておく
家づくりでは理想がどんどん膨らみがちですが、全てを叶えようとするといくらお金があっても足りません。
「予算内に収まったけれど、理想のマイホームからはかけ離れてしまった…」という事態は避けたいですよね。
そこで、絶対に譲れない条件（間取りや性能など）と妥協できる部分を家族で話し合ってリスト化しておきましょう。
「ここは妥協できる」「ここは絶対に欲しい」を整理しておけば、打ち合わせ中にオプション追加しすぎて後から青ざめる…なんて事態も避けられます。
なお家づくりの要望をまとめるには、アプリ「家づくり手帳」の活用もおすすめです！
タマホームの提案を受ける際も、家づくり手帳で作成したリストを共有すれば、自然と的確なプラン調整ができます。
優先順位が明確なら、不要なオプションを削る判断もしやすくなり、満足度の高い家づくりにつながるのです。
ポイント③：モデルハウスや完成住宅を自分の目で確認する
タマホームに限らず言えることですが、契約前に必ずモデルハウスや見学会で実物を見るようにしましょう。
タマホームは全国各地にモデルハウス・展示場がありますので、実物のスケール感や質感、設備の使い勝手などを自分の目で確かめることが大切です。
加えてオーナー宅見学会や完成見学会があれば積極的に参加し、実際の生活空間や施工仕上がりをチェックしましょう。
カタログや図面だけでは分からない細部の質感や間取りの体感が得られ、「思っていたのと違う」というミスマッチを防げます。
高い買い物ですから、五感で体験して納得してから契約することを強くおすすめします。
契約前にできるだけ多く情報収集し、「こんなはずじゃなかった」を防ぐことが大切です。
タマホームの会社情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 社名 | タマホーム株式会社 |
| ブランド名 | タマホーム |
| 創業・設立 | 設立1998年6月3日 |
| 資本金 | 43億1,014万円（2024年5月31日現在） |
| 売上高 | 2,477億円（2024年5月期 連結） |
| 従業員数 | 3,420名（2024年5月31日現在・連結） |
| 累積建築戸数 | 140,000棟超（2024年5月末時点） |
| 本社所在地 | 東京都港区高輪3-22-9（タマホーム本社ビル） |
| 公式HP | https://www.tamahome.jp |
タマホームの対応エリア
タマホームは北海道から沖縄まで全国 47 都道府県すべてに営業拠点を構え、どの地域でも同じ商品ラインナップとサポート体制を受けられるようにしています。
2025 年時点では全国で 245 拠点超を展開しており、主要都市には複数のモデルハウスやショールームを用意しているため、実物を見ながらプラン相談ができます。
各店舗には地域に精通した営業・設計スタッフが在籍しており、寒冷地や多雪地域、台風被害の多い沿岸部など、気候風土に合わせた仕様提案ができるのも強みです。
また、離島や山間部など施工が難しいエリアでも最寄り店舗が窓口となり、部材配送ルートや工期調整を含めた個別対応を行っています。
全国展開ならではの大量仕入れと独自物流を活かし、どの地域でもほぼ同じ価格帯と標準仕様を維持。
これにより「地元の工務店より割高になるのでは？」という不安を抱く施主にも、均一なコストパフォーマンスを提供しています。
さらに、タマホームは全国規模のイベントやキャンペーンを定期的に開催し、複数エリアのモデルハウスを横断的に見学できる仕組みを整備。
転勤やUターンを見据えた将来計画でも相談しやすく、地域をまたいだ家づくりを検討する方にとっても頼もしいネットワークと言えるでしょう。
まとめ
タマホームの坪単価は約40〜50万円と、2025年現在でも業界屈指のリーズナブルな価格帯です。
他社と比べてもコストパフォーマンスに優れ、「低予算で注文住宅を建てたい」という方には強い味方と言えます。
標準仕様が充実しており、ある程度品質も担保された上で費用を抑えられるのがタマホームの魅力です。
一方で、オプション追加やプランの工夫次第では費用が増えてしまう点には注意が必要です。
安く建てるにはシンプルな設計やオプションの取捨選択、キャンペーン活用などの工夫が欠かせません。
ぜひ本記事の情報やポイントを参考に、理想のマイホーム実現に役立ててください。
タマホームの家づくりについて理解が深まり、皆さんの家づくりの検討に少しでもお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました！
※本記事はプロモーションの内容を含みます。
