住友不動産ハウジングの坪単価はいくら?2025までの最新推移やハウスメーカーごとの比較を公開

住友不動産ハウジング坪単価推移比較

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「住友不動産ハウジングでマイホームを建てたいけれど、坪単価が高いって本当?」
「他のハウスメーカーと比べて損はしないかな…?

そんな不安や疑問をお持ちではないでしょうか。

大手ハウスメーカーの住友不動産ハウジングは、高級マンション並みのオシャレなデザインだけど費用が高くつきやすいという評判があり、予算面で悩む方も多いですよね。

管理人
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実は、住友不動産ハウジングの坪単価は70〜90万円と、ハウスメーカーの中でも中堅の価格帯です

ただし価格だけで判断するのは早計です!費用の内訳や他社との比較、評判まで知れば、適正かどうか見極められます。

本記事では、注文住宅のタスク管理アプリ「家づくり手帳」を運営している私が、住友不動産ハウジングの坪単価の推移や特徴・商品ラインナップ、メリット・デメリットなどを余すことなく解説します。

坪単価に関する注意点やコストダウンの方法、会社情報や対応エリアまで網羅し、家づくりで失敗・後悔しないためのポイントを丁寧に紹介しますので、ぜひ最後までお読みください!

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住友不動産ハウジングの坪単価を知る前に

管理人
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住友不動産ハウジングは、一言で言えば高級マンションのような洗練デザインが魅力的なメーカーです。

ただ一方気になるのは、そのぶん坪単価が高いんじゃない?という点ですよね。

住友不動産ハウジングの坪単価は、正直中堅クラスといえる価格帯です!

だからこそ、他のハウスメーカーと比べて、「もっと高くても提案力のあるところにしておけば…」「やっぱりローコスト住宅にしておけば…」などと後悔しないためには、どうすればいいのでしょうか。

私が家づくりアプリを運営する中でたどり着いたひとつの答えは、「必ずカタログと見積もりを比較する」ことです。

1社しか見ない人は適正価格がわからず、そのハウスメーカーが安いのか高いのか比較できません。

設備やデザインと、それに対応する相場感覚をしっかり理解していないと、知らず知らずのうちに足元を見られ、高額の見積もりにされてしまうこともあるんです。

なので、家づくりを検討している場合は必ず、気になるハウスメーカーのカタログと見積もりの比較が欠かせないんです。

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住友不動産ハウジングの坪単価

住友不動産ハウジングの注文住宅は坪単価70〜90万円前後が目安です。

この価格帯はローコスト住宅ほど安くなく、大手ハウスメーカーの最高価格帯ほど高くもない中間的な水準になります。

デザイン性や設備のグレードを考えると、比較的コストパフォーマンスに優れているとも言えるでしょう。

例えば延床面積30坪(約99㎡)の家であれば、本体工事だけで2100〜2700万円前後は必要になる計算です(※実際の総額はこの他に諸費用が加わります)。

この金額はあくまで本体工事分なので、土地代や付帯工事費、税金などを含めた総額ではもう数百万円以上かかる点には注意が必要です。

実際に住友不動産ハウジングで家を建てた人の声では、「標準仕様が充実しているのでオプションを抑えれば費用も抑えられた」という意見がある一方、「提案されるままオプションを追加していったら予算オーバーした」との声もあります。

つまり、坪単価そのものは平均的でも、選ぶプランやオプション次第で総額は大きく変動するということです。

管理人
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価格を適正に抑えるには、後述するように必要なものと不要なものの見極めが大切ですね。

住友不動産ハウジングの坪単価の推移

ここで、住友不動産ハウジングを含む全国の平均坪単価の推移(2012〜2024年)を見てみましょう。

実は、坪単価はここ数年で大きく値上げしています。

坪単価は、2010年代から現在にかけて右肩上がりに推移しています。

特に2017年以降は人件費や資材価格の高騰により、住宅建築費が急激に値上がりしました。

2020年前後は一時的に横ばいでしたが、2021年以降再び上昇が顕著で、2024年時点では全国平均で約90万円/坪に迫る水準となっています。

つまり現在、住友不動産ハウジングに限らず家づくり全体のコストが上昇傾向にあるため、「思ったより高い」と感じるケースが増えているのです。

こうした背景を踏まえると、「いつか建てよう」と考えている間にコストがさらに上がってしまう可能性も高いと言えます。

現にここ数年で坪単価は1.5倍に上昇しており、このトレンドは今後もしばらく続くと予想されています。

そのため、「建てたい」と思った今こそが、最もコストを抑えて家を建てられるタイミングかもしれません。

管理人
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将来の価格上昇を見越すなら、早めに行動することこそが後悔しないためのコツと言えるでしょう。

参考までに、坪単価の推移概算を表にしたものを掲載しておきます。

平均坪単価
2012570,640円
2013578,338円
2014596,226円
2015609,849円
2016614,815円
2017624,113円
2018631,605円
2019640,047円
2020647,963円
2021654,207円
2022677,751円
2023776,441円
2024836,683円

住友不動産ハウジングと他社10社との坪単価比較表

住友不動産ハウジングの価格帯が他社と比べてどの程度なのか、主要ハウスメーカーの坪単価目安を比較してみましょう。

ハウスメーカー(ブランド)坪単価(目安)
積水ハウス120〜150万円
大和ハウス工業(ダイワハウス)120〜148万円
旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)122〜130万円
住友林業115〜130万円
パナソニックホームズ100〜145万円
三井ホーム100〜120万円
セキスイハイム(積水化学工業)85〜110万円
一条工務店80〜100万円
スウェーデンハウス80〜100万円
トヨタホーム80〜110万円
住友不動産ハウジング70〜90万円
日本ハウスHD55〜80万円
タマホーム40〜50万円

上記の比較表から、住友不動産ハウジングの坪単価は主要ハウスメーカーの中でちょうど中間程度の価格帯であることが分かります。

ローコストメーカーのタマホーム(40〜50万円)などと比べれば高いですが、積水ハウスやダイワハウスのように平均坪単価が100万円を超えるトップクラスのメーカーよりは抑えられています。

管理人
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いわゆる「高級路線」のメーカーより割安感がある反面、ローコスト住宅ほど安くはないポジションですね。

価格帯だけを見ると住友不動産ハウジングは性能やデザインに対して手頃とも言えます。

ただし、前述のようにオプション追加によって実際の総額は変わりますし、他社もさまざまな割引やサービスがあります。

そのため、繰り返しになりますが必ず複数社のプラン提案・見積もりを取り寄せて比較検討するようにしましょう。

管理人
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例えば延床面積や構造・性能グレードを揃えて見積もりを取れば、住友不動産ハウジングと他社のコスパの違いがより正確に見えてきます。

この点については、比較検討をしないまま契約するのは避け、必ず複数社の提案・見積もりを入手することをおすすめします👇

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住友不動産ハウジングの特徴

住友不動産ハウジングには、大手デベロッパーならではの強みが数多くあります。

ここでは特に注目すべき特徴をいくつか紹介します。

洗練されたデザイン性と豊富な受賞歴

住友不動産ハウジング最大の特徴の一つが、高級ホテルやマンションのように洗練されたデザイン性です。

外観・内装ともにスタイリッシュで都会的な雰囲気を得意としており、「戸建てだけどマンションライクなお洒落さを求めたい」という方にはぴったりです。

実際、2003年以降グッドデザイン賞を毎年のように受賞しており、デザインの評価が非常に高いメーカーです。

展示場のモデルハウスが受賞対象になることもあるほどで、そのデザイン力には定評があります。

管理人
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プレミアム感あふれる外観デザインは住友不動産ハウジングの大きな魅力ですね。

高級マンション仕様の高品質な標準設備

デザインだけでなく、住宅設備や内装のクオリティが高い点も特徴です。

住友不動産ハウジングでは、グループ会社が手掛ける超高層マンションにも採用されるようなハイグレード設備を標準仕様としています。

例えば、最新式のシステムキッチンやホテルライクな浴室・洗面台などが初期装備で含まれており、一般的にはオプション扱いになるような高品質アイテムも最初からついてきます。

照明を間接照明にして空間を演出したり、収納を各所に設けたりと、追加料金なしでも充実した住環境が整うのは嬉しいですよね。

管理人
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標準でここまで高級感があるため、「あとからオプションだらけで予算オーバー…」という心配が比較的少ないのも強みです。

高い住宅性能(耐震・断熱・ZEH標準対応)

住友不動産ハウジングはデザイン性だけでなく、住宅の基本性能もしっかりしています。

具体的には耐震等級3(最高等級)相当の構造や、内外ダブル断熱による高断熱仕様を標準とし、さらにはZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)仕様が標準対応です。

耐震等級3の家は消防署や病院レベルの耐震性能で、大地震でも倒壊しにくい安心感があります。

また、壁の内側と外側両方に断熱材を入れる独自の工法で高い断熱性を実現。

Low-E複層ガラスや高断熱サッシ、高性能断熱ドアなども標準採用し、冬暖かく夏涼しい省エネ住宅になっています。

管理人
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ZEH対応により太陽光発電システム等も導入しやすく、光熱費削減にもつながるのは家計にとってもメリットですね。

土地探しからアフターサービスまでのトータルサポート

住友不動産ハウジングは不動産総合デベロッパーである強みを活かし、家づくりのあらゆる段階でサポートが手厚いです。

例えばグループ会社の「住友不動産販売」と連携して希望エリアの土地探しをお手伝いしてくれますし、家を建てた後も「新築そっくりさん」ブランドで培ったノウハウによりリフォームや増改築もワンストップで対応してくれます。

また、引き渡し後のアフターサービスも充実しており、最長60年の長期保証制度(定期点検と有償メンテナンスを組み合わせ延長)があります。

管理人
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大手グループの安定感もあって倒産リスクが低く、生涯にわたって安心して任せられるのは大きな魅力でしょう。

以上のように、住友不動産ハウジングはデザイン・設備・性能・サポートのバランスに優れたハウスメーカーです。

大手ならではの総合力で、「高品質なのに価格は抑えめ」というコストパフォーマンスを実現している点が特徴と言えます。

住友不動産ハウジングの人気商品

住友不動産ハウジングでは、顧客のニーズに合わせた複数の住宅シリーズを展開しています。

その中でも特に人気の高い代表的な商品シリーズを紹介します。

J・URBAN(ジェイ・アーバン)シリーズ

https://www.j-urban.jp/products/j_urban.php

J・URBANシリーズは住友不動産ハウジングの代表的な商品ラインで、都市型デザインの洗練された住まいを提供します。

坪単価の目安は約55〜88万円で、同社の中では中価格帯に位置するシリーズです。

このシリーズ最大の特徴は、限られた敷地を有効活用する工夫にあります。

スキップフロア(半階ずつずらしたフロア設計)や小屋裏収納、半地下空間などを活用し、狭い土地でもゆとりある間取りを実現できます。

外観デザインは高級マンションを思わせるモダンで都会的な雰囲気で、街中でもひときわオシャレな佇まいです。

また、J・URBANシリーズは住友不動産ハウジングの建売住宅(分譲住宅)にもよく採用されるタイプで、「住友不動産の家」と聞いてこのスタイリッシュな外観を思い浮かべる人も多いでしょう。

管理人
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都市部の狭小地や変形地であっても、空間を無駄なく使って開放的で快適な住まいを作れる点が人気の理由です。

J・RESIDENCE(ジェイ・レジデンス)シリーズ

https://www.j-urban.jp/products/j_residence.php

J・RESIDENCEシリーズは、和の趣や自然素材の良さを取り入れた落ち着いたデザインが魅力のシリーズです。

坪単価の目安は約60〜90万円で、J・URBANよりやや高めの設定となっています。

J・RESIDENCE最大の特徴は深い軒の出と天然木材を活かした外観です。

軒の深い日本家屋風のデザインは重厚感と趣があり、一目で上質さが伝わります。

天井まで届く高さのハイサッシ(大開口の窓)を組み合わせることで、明るく開放感のある室内空間も実現しています。

「木のぬくもり」を感じられるデザインコンセプトのため、床や柱など随所に無垢材や木目を活かした仕上げが施され、ナチュラルで心安らぐ雰囲気です。

一般に深い軒のある家はコストが上がりがちですが、住友不動産ハウジングでは比較的抑えた価格帯でこのデザインを提供している点もポイントです。

管理人
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「和モダンな落ち着き」と「開放感」の両立を求める方に支持されています。

PREMIUM.J(プレミアムジェイ)シリーズ

https://www.j-urban.jp/products/premium_j.php

PREMIUM.Jシリーズは住友不動産ハウジングの最上位グレードのシリーズで、坪単価は約70〜100万円と同社の中では最高クラスです。

その名の通り“プレミアム”なデザインと住み心地を追求した商品で、2024年度グッドデザイン賞も受賞しています。

PREMIUM.Jシリーズでは、外観・内装ともに細部まで美しさにこだわった高級志向の家づくりが可能です。

例えば大判タイル貼りの重厚な外壁や、二世帯住宅にも対応できる大空間リビング、さらにはホームエレベーター設置など、ワンランク上の暮らしを実現するための仕様が充実しています。

標準仕様でも最新技術と最高級素材をふんだんに採り入れており、施主の要望に合わせた完全自由設計で理想の住まいを形にします。

管理人
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「せっかく建てるなら最高の家を」と考える方に選ばれるシリーズで、住友不動産ハウジングの技術力とデザイン力が結集したフラッグシップ商品と言えるでしょう。

以上のように、住友不動産ハウジングでは都市型モダンのJ・URBAN木の温もりのJ・RESIDENCE最高級のPREMIUM.Jといった人気シリーズがあります。

それぞれコンセプトや価格帯が異なりますので、自分たちの好みや予算に合わせて商品選びができるのも嬉しいですね。

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なお、住友不動産ハウジングの商品ラインナップについて詳しく知りたい場合は、カタログ請求で最新情報を確認できます👇

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住友不動産ハウジングの追加費用例

家づくりの見積書を見ると、坪単価×坪数で算出される「本体工事費」以外にも多くの費用項目が並びます。

住友不動産ハウジングでも見積書上で追加費用が色々とかかりますが、主な例を挙げてみましょう。

以下のような費用は本体価格に含まれず別途発生することが一般的です(いわゆる「付帯工事」「諸費用」と呼ばれるものです)。

地盤改良費・基礎工事費

建築予定地の地盤強度によっては、地盤改良工事(表層改良・柱状改良・杭打ち等)が必要です。

また基礎形状も地盤に合わせて増強する場合、追加費用がかかります。

管理人
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軟弱地盤だと数十万〜数百万円規模の地盤改良費が発生するケースもあります。

屋外給排水工事・電気ガス引き込み費

敷地内への上下水道の引き込み工事や、電力・ガスの配管工事などインフラ整備費です。

建物本体工事費には含まれないため、別途見積もりとなります。

管理人
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敷地状況によって費用は変わりますが、目安として数十万円程度は見込んでおきます。

諸経費(工事管理費・事務経費)

工事現場の管理費や事務手数料など名目の諸経費が見積もりに載ります。

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建物価格の数%程度(例:本体価格5,000万円の場合で150〜250万円前後)を目安に計上されることが多いです。

外構工事費

門扉・フェンス、駐車場やアプローチ、庭造りなど敷地まわりの工事費です。

建物と同時に依頼する場合、かなり費用がかさみがちな項目で、凝った外構にすると数百万円単位になることも珍しくありません。

管理人
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シンプルに抑えても最低100万前後は見ておきたいところです。

住宅ローン関連費用

ローン手数料・保証料、火災保険料、登記費用などです。

これらは建築費とは別枠ですが、家づくり全体の費用としては無視できません。

管理人
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トータルで100万〜200万円程度になるケースが多いでしょう。

家具・カーテン・照明・エアコン代

新居に合わせて新調する家具家電類の費用です。

ハウスメーカーのオプション扱いにするか、自分で購入するかによりますが、全室分を揃えるとまとまった金額になります。

管理人
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特にカーテンや照明は後回しにしがちですが、意外と費用がかかる点に注意です。

オプション工事費

太陽光発電システムや蓄電池、床暖房、天井高アップ、造作家具など、こだわりのオプションを追加すればその都度費用が発生します。

住友不動産ハウジングは高性能なオプションが充実していますが、その分オプション費用も高額になりやすい傾向です。

管理人
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必要なものと不要なものを見極めて採用しましょう。

以上のように、本体工事費以外にも様々な費用項目があります。

住友不動産ハウジングと他社を比較する際は、坪単価だけでなくこれら「坪単価に含まれない費用」をすべて含めた見積総額で判断することが大切です。

例えば他社より坪単価が安くても、付帯工事やオプションで費用がかさんで結果的に総額が逆転するケースもあります。

幸い住友不動産ハウジングは不要な広告費を抑えて価格に還元していると言われ、諸費用面でも良心的とされますが、それでも地盤改良や外構等で数百万円規模の追加費用は珍しくありません。

予算計画時には、本体価格+20%前後の諸費用を見込んでおくと安心です。

住友不動産ハウジングをはじめハウスメーカー各社では見積もり時に丁寧に説明してくれますが、「最初聞いていた坪単価×坪数より予算オーバーになった…」というのはよくある話です。

特に外構費用やオプション費用は見落としがちなので、初期段階からしっかり含めて資金計画を立てることが重要です。

注意点

広告などでよく見る「坪単価○○万円〜」は、一般に建物本体の価格のみを指します。

上記のような付帯工事費や諸費用は含まれていないため、実際の総費用は坪単価表示より大幅に上振れします。

「○○万円/坪で家が建つ!」という宣伝は鵜呑みにせず、総額で考えるようにしましょう。

住友不動産ハウジングの坪単価を安く抑える方法

住友不動産ハウジングでの家づくりで費用を節約するコツを4つご紹介します。

高額になりがちな坪単価を少しでも安く抑えるために、ぜひ参考にしてください。

方法1:間取りの無駄を省いて延床面積をコンパクトに

家の総費用は基本的に延床面積に比例します。

そこで、不要な部屋やスペースを作らないことで延床面積自体を小さく抑えるのが有効です。

部屋数が多いほどドアや壁などの建材費が増えますから、例えば独立した和室をやめてリビング一角に畳コーナーを設ける、個室は必要最低限にする、といった工夫で無駄を削ぎ落しましょう。

スペースを統合してオープンな間取りにすれば、材料や仕切りを減らせてコストダウンになるだけでなく、家全体に開放感も生まれて一石二鳥です。

掃除や維持管理の手間も減るため、長期的にもメリットが大きいですよ。

管理人
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まずはプラン段階で「この部屋本当に必要?」と自問し、延床面積の削減を検討してみてください。

方法2:シンプルな総二階の形にしてコストダウン

家の形状もコストに影響します。

凸凹の少ない四角いシンプルな総二階建てにすることで、構造材や屋根材の無駄を省くことができます。

1階と2階の外周ラインが揃った総二階は、柱・梁・基礎・屋根を最小限の面積でカバーできるため、部分的な平屋や下屋(突出し部分)のある家と比べて材料費・工事費が割安になります。

おしゃれな外観を狙って複雑な凹凸をつけると、その分だけ施工手間も増えて高くつきがちです。

住友不動産ハウジングはデザイン力が高いので、シンプルな箱型でも外壁材や窓配置の工夫で十分カッコよく仕上げてくれます。

管理人
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迷ったら総二階プランを選ぶのも賢い選択です。

方法3:規格型住宅「+STORY」を活用する

住友不動産ハウジングには「+STORY(プラスストーリー)」という規格型住宅プランがあります。

これは完全自由設計の注文住宅と異なり、あらかじめ基本のデザインや間取りが用意されたセミオーダー形式の住宅です。

規格型住宅を選ぶと、設計の手間や時間を省ける分コストを抑えることができます。

住友不動産ハウジングの+STORYは、設備仕様にPanasonic製品を採用するなど一定の標準化が図られており、手頃な価格で品質の安定した家を建てられるのが強みです。

「デザインや設備にそこまで強いこだわりはないけど、住友不動産の家を予算内で建てたい」という方は、この+STORYプランを検討してみると良いでしょう。

規格プランといっても複数のデザインバリエーションから選べますし、必要最低限のアレンジは可能です。

管理人
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賢く既定プランを使うことで、かなり費用を節約できますよ。

方法4:複数社のプラン・見積もりを比較する

必ず複数の住宅会社からプランや見積もりを取り寄せて比較することも、一番と言っていいほど重要な節約ポイントです。

私は注文住宅サポートアプリ「家づくり手帳」を運営し、これまでに何人もの注文住宅経験者のリアルな声を聞いてきましたが、ハウスメーカー選びで後悔しない人は、みんな相見積もりを取っています

これは、1社しか見積もりを取らないとその金額が本当に妥当なのか判断できず、相場感を知らないまま契約してしまうからです。

なので私は、必ず3社以上から相見積もりを取ることをおすすめしています。

管理人
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でも、何社も相見積もりを取るのは正直面倒ですよね。

同じことを考えた家づくりの先輩たち約40万人が使っているのが、無料一括見積もりサイト「タウンライフ家づくり」です。

希望のエリアや間取りをたった3分入力するだけで、複数のハウスメーカーや工務店から一度に見積もりとカタログが届きます。

しかも、送ってくれるのは住友不動産ハウジングや大和ハウスなど大手を含む全国600社以上のハウスメーカー

下のブランドロゴを見ればわかるように、有名企業は大体揃っています。

さらに、カタログや見積りだけではありません。あなただけのオリジナル間取り提案も無料で受け取ることができます

あまり知られていませんが、累計利用者数はすでに40万人を超えており、注文住宅経験者の間では定番のサービスとして知られています。

家づくりのどの段階においても一度は必ず使っておくべきサイトといえるでしょう。

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住友不動産ハウジングのメリット・デメリット

ここでは、住友不動産ハウジングで家を建てる際のメリット・デメリットを整理してみましょう。

良い面だけでなく気になる欠点も把握しておくことで、ハウスメーカー選びの判断材料になります。

メリット1:デザイン性が高く外観・内装がおしゃれ

住友不動産ハウジング最大のメリットは、外観・内装のデザインが洗練されていておしゃれなことです。

他社ではオプション扱いになるような高級感あるデザインが標準で盛り込まれており、建売住宅の街並みでもひと際目立つスタイリッシュな家になります。

「せっかく注文住宅を建てるならデザインにもこだわりたい」という方には、大きな魅力ですよね。

実際にグッドデザイン賞を連続受賞するなど客観的な評価も高く、モデルハウスを見学した人からも「都会的で格好いい!」と評判です。

管理人
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周囲とは一味違う個性的な住まいを実現できるのは大きなメリットでしょう。

メリット2:高品質な設備が標準装備でコスパが良い

住友不動産ハウジングは、標準仕様の設備・建材のグレードが高いこともメリットです。

キッチンやバス、洗面台といった住宅設備はオリジナルデザインのハイグレード品が最初から付いてきます。

床材やドアなど内装材も高品質で、高耐久・高性能なものを採用しています。

そのため、「暮らし始めてから後悔するような安っぽさがない」「オプションでグレードアップしなくても満足」という声が多いです。

標準でこれだけ充実していると、結果的に追加費用が抑えられて総額が割安になるケースもあります。

管理人
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品質にこだわりたいけど予算は限られる…という方にとって、住友不動産ハウジングはコストパフォーマンスの良い選択肢と言えます。

メリット3:耐震・断熱性能が高く安心

大手メーカーらしく、住友不動産ハウジングは住宅の基本性能が高水準です。

耐震等級3相当の頑丈な構造で地震に強く、独自の断熱工法で冬暖かく夏涼しい住まいを実現しています。

さらにZEH仕様標準対応で省エネ性能も高く、長期優良住宅認定を取得することも可能です。

高い性能を持ちながらデザインも良いというのは嬉しいポイントですよね。

実際に建てた方からも「木造だけど構造がしっかりしていて地震の説明も丁寧で安心できた」「標準でハイグレードな設備だから後から見積もりが膨らまず助かった」という声が上がっています。

管理人
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家族が長く安全・快適に暮らせる基本性能が担保されているのは、大きなメリットと言えるでしょう。

デメリット1:施工を下請け任せにするため品質にばらつきがある

一方でデメリットとして指摘されるのが、施工品質のばらつきです。

住友不動産ハウジングでは、自社の大工さんが常駐するわけではなく、多くの場合地域の提携工務店や職人に施工を委託します。

そのため、現場監督や大工の腕によって仕上がりに差が出るケースがあると言われています。

実際の口コミでも「下請け企業の対応に不満があった」「施工中にミスがあり手直しになった」という指摘が見られます。

もちろん大半は問題なく建築されていますが、他社に比べ自社施工体制が弱いぶん、担当者ガチャといった運の要素が入りやすいのは否めません。

管理人
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施工チームの実績を確認したり、現場で気になる点はすぐ指摘するなど、施主側も注意が必要でしょう。

デメリット2:オプションを盛り込むと価格が急上昇する

標準仕様が充実しているとはいえ、やはりあれこれとオプションを追加すると予算オーバーになりやすい点もデメリットです。

住友不動産ハウジングのオプション料金は決して安くなく、高性能な設備をさらに追加したり凝った造作を依頼したりすると、一気に坪単価ベースでもアップしてしまいます。

「営業さんの提案を断れず取り入れてしまったら、ごちゃごちゃした造りになったうえに価格もどんどん上がって後悔した」という体験談もあります。

魅力的な提案が多いだけについ欲張りがちですが、本当に必要か冷静に見極めないと最終見積もりで驚くことになりかねません。

管理人
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オプション追加は慎重に行い、常に予算と相談しながら進める心構えが必要です。

デメリット3:モデルハウス・支店が地方では少なめ

もう一つのデメリットは、展示場や営業拠点の地域偏りです。

住友不動産ハウジングは全国対応を謳っていますが、実際には首都圏や関西圏など都市部に展示場が集中しており、地方によってはモデルハウスが全く無い県もあります。

そのため「近くに実物が見られる展示場がなくて契約に踏み切れない」「打ち合わせは基本オンラインになった」というケースも。

大手他社が地元に展示場を構えている中、自分の地域に拠点がないと距離的な不便さを感じるかもしれません。

また営業担当者も主要都市からの出張対応になるため、打ち合わせ日程の調整に時間がかかったりレスポンスが遅れたりといった指摘もあります。

管理人
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地方在住で住友不動産ハウジングを検討する場合、この点は覚悟しておいたほうが良いでしょう。

以上のように、住友不動産ハウジングにはデザイン・設備・性能のメリットがある一方、施工体制やオプション費用、拠点展開に関するデメリットも存在します。

どんなハウスメーカーでも長所短所はありますので、メリットが自分たちの重視する点と合致し、デメリットが許容範囲かどうかを総合的に判断すると良いですね。

住友不動産ハウジングで失敗しないためのポイント

住友不動産ハウジングで後悔しないためのポイントをまとめます。

注文住宅という大きな買い物だからこそ、以下の点に気をつけましょう。

ポイント①:必ず複数社のプラン・見積もりを比較する

前述の通り、比較検討は家づくり成功のカギです。「気になるハウスメーカーのカタログはとりあえず全て取り寄せて比較すること」が最も重要です。

住友不動産ハウジングが第一志望でも、他社の提案・価格も確認した上で契約判断するようにしましょう。

もし他社の方が安く同等の家を建てられると分かれば交渉もできますし、逆に住友不動産ハウジングにしかない強みが再確認できるかもしれません。

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比較せずに即決すると「もっと安くできたのに…」と後悔するリスクが高まります。

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ポイント②:予算と優先順位を明確にしておく

前述の通り、住友不動産ハウジングは様々な魅力的アイデアを提案してくれます。

家づくりでは理想がどんどん膨らみがちですが、全てを叶えようとするといくらお金があっても足りません。

管理人
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「予算内に収まったけれど、理想のマイホームからはかけ離れてしまった…」という事態は避けたいですよね。

そこで、絶対に譲れない条件(間取りや性能など)と妥協できる部分を家族で話し合ってリスト化しておきましょう。

「ここは妥協できる」「ここは絶対に欲しい」を整理しておけば、打ち合わせ中にオプション追加しすぎて後から青ざめる…なんて事態も避けられます。

管理人
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なお家づくりの要望をまとめるには、アプリ「家づくり手帳」の活用もおすすめです!

住友不動産ハウジングの提案を受ける際も、家づくり手帳で作成したリストを共有すれば、自然と的確なプラン調整ができます。

優先順位が明確なら、不要なオプションを削る判断もしやすくなり、満足度の高い家づくりにつながるのです。

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ポイント③:モデルハウスや完成住宅を自分の目で確認する

住友不動産ハウジングに限らず言えることですが、契約前に必ずモデルハウスや見学会で実物を見るようにしましょう。

加えてオーナー宅見学会や完成見学会があれば積極的に参加し、実際の生活空間や施工仕上がりをチェックしましょう。

カタログや図面だけでは分からない細部の質感や間取りの体感が得られ、「思っていたのと違う」というミスマッチを防げます。

高い買い物ですから、五感で体験して納得してから契約することを強くおすすめします。

管理人
管理人

契約前にできるだけ多く情報収集し、「こんなはずじゃなかった」を防ぐことが大切です。

住友不動産ハウジングの会社情報

項目内容
社名住友不動産ハウジング株式会社(Sumitomo Real Estate Housing Co., Ltd.)
ブランド名住友不動産ハウジング(住友不動産の注文住宅)
創業・設立創業1949年(新会社設立2025年4月1日)
資本金30億円(2025年4月現在)
従業員数連結13,040名(2023年3月現在)
累積建築戸数– (非公開)
本社所在地東京都新宿区西新宿二丁目4番1号 新宿NSビル
公式HPhttps://www.j-urban.jp

住友不動産ハウジングの対応エリア

住友不動産ハウジングは日本全国を対象に展開していますが、地域によって営業拠点や対応状況に差があります。

以下は主な対応エリアです。

北海道 – 北海道全域

東北地方宮城県(仙台市 など)

首都圏東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、栃木県、茨城県、群馬県

北陸地方新潟県

東海・中部地方愛知県、岐阜県、静岡県、三重県

近畿地方大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県 など

中国地方岡山県

九州地方福岡県、熊本県

※上記は一例で、詳細な対応可否は地域の営業所や提携先によります。

また、展示場がないエリアでも対応自体はしてもらえる場合があります。

最新の対応エリア情報は公式サイトで確認するか、資料請求時に問い合わせてみましょう。

まとめ

住友不動産ハウジングの坪単価は70〜90万円程度で、ハウスメーカーの中では中間的な価格帯に位置します。

価格だけ見ると「高すぎず安すぎず」ですが、実際には高級マンション譲りのデザイン性標準装備の充実度など、価格以上の価値を提供している点が魅力です。

一方で、施工の質や追加費用の管理には注意が必要で、事前準備や確認を怠ると思わぬ出費や不満につながることもあります。

とはいえ、総合デベロッパーが手掛ける注文住宅だけあって、デザイン・性能・サポートがバランス良く整った住友不動産ハウジングは、多くの方にとって理想のマイホームを実現する有力な選択肢でしょう。

管理人
管理人

費用面では他社比較やプラン工夫で十分コントロール可能です。

大切なのは、坪単価という表面的な数字だけに惑わされず、自分たちにとっての価値を見極めることです。

住友不動産ハウジングの家づくりが「高い」のか「妥当」なのかは、何を重視するかで変わってきます。

ぜひ本記事の情報やポイントを参考に、理想のマイホーム実現に役立ててください。

住友不動産ハウジングの家づくりについて理解が深まり、皆さんの家づくりの検討に少しでもお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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